冬の時期のブルーグラスとフェスチュカの違いです。
耐寒性に明らかな違いが見て取れます。
フェスチュカという名前は一般のフェスチュカから品種登録させているフェスチュカまで含んだ総称です。フェスチュカの中には登録の有無にかかわらず多くの品種があります。
インテンスブルーは登録されたフェスチュカの1品種です。他の品種に比べて非常に青い色の葉をもつ特徴があります。
他のフェスチュカとどこが違うのかということをよく聞かれますので、市販のフェスチュカと栽培比較してみることにしました。葉の色の違い、変化、株の張り具合などに注目してみて下さい。
* 以下の写真について、葉の青い方がインテンスブルー、そうでない方が市販のフェスチュカです。
結構な寒さにあたり、市販品とインテンスブルーの差がはっきりしてきました。この段階でインテンスブルーは葉がしっかりとしているのに対して、市販品はシンナリとしてます。また枯葉も目立つようになってきました。光の当たり具合で写真では分かりずらいところがありますが、ここに雪が積もると市販品はつらいかもしれないです。
インテンスブルーにも若干の枯葉が混じっていますが全体としてはこの冬を完璧に過ごしたという印象です。外で育てると本来の特性が発揮されるように思います。
ほぼ暖かい日が続くようになり、フェスチュカの比較もこの辺で終わりというところです。両方とも枯葉が目立ってきました。葉の新陳代謝ですからこの辺は仕方のないところかもしれません。新葉は両方とも順調に伸びています。
その後、両方の枯葉を除去しました。育てる楽しみの一つになってくれればと思います。
グリーン系がいいかブルー系がいいか、葉が細い方がいいか太い方がいいか、置き場所や植栽場所を想像して選んでいただければと思います。
ただ極寒状況での比較はできていませんので、公表されているデータを参考にするしかないでしょう。