シャリンバイ属で日本初の登録品種

シャリンバイは非常に強健な樹木として知られ、道路の分離帯や公園などに幅広く使用されています。ペリドットはそのシャリンバイの中でも桃色の花をつける紅花シャリンバイの新しい品種です。

 

シャリンバイは実生で生産しやすいのですが、紅花シャリンバイは挿し木による繁殖が主で、増殖は非常に難しく、ペリドットはその紅花シャリンバイの突然変異株から生まれました。

ペリドットは平成22年3月11日の品種登録以来、B’s gardenのみで生産されています。

 

ペリドットという名前の由来

ペリドット(peridot、ペリドートとも)とは宝石の一種である。カンラン石(苦土カンラン石)の変種。屈折率が高いため、明るい緑色が映えることが特徴の宝石である。

ローマ人はその石が夜暗くなってもまだ見ることができ色が暗くならなかったので、「イブニングエメラルド」と呼んだ。後にペリドットは十字軍によって持ち帰られ、中世の教会の装飾に使われた。200カラット以上ある大きなペリドットが、ケルン大聖堂にある東方の三博士の3つの聖堂を飾っている。

 

 鉱物学的性質については「カンラン石」を参照

 モース硬度:6.5-7.08月の誕生石である。石言葉は「夫婦の幸福」

 

 宝石として流通できる品質のものの産地はオーストラリア、アメリカ合衆国などである。

 

               出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 

 

ペリドットという名前は、ペリドットの新芽が他にない美しい緑色であり、宝石「ペリドット」の色によく似ているところに由来しています。

ペリドットの基本情報

    品目名 シャリンバイ 
    系統名 バラ科シャリンバイ属
    品種名 Peridot(ペリドット)
    学名 Rhaphiolepis indica 'Peridot'
    販売流通名 シャリンバイ ペリドット
    園芸分類 常緑低木
    樹高 30~60cm
    樹幅 30~60cm
    育成者権者 山下文吾
    品種登録番号 第19292号